医局員日記

J-RACE 合格体験記

麻酔科専攻医3年目のOです。1年目は大学病院、2年目は国立がん研究センターで勉強させていただきました。3年目で大学に戻るまでは、神経ブロックはほぼした事がなく、さほど興味もなかった私がなぜJ -RACEを受けることになったか、それは周りに流されたからです笑。ラッキーな事に、指導熱心な指導医、しっかり者の同期・後輩に引っ張って貰い合格しました!
 
挑戦して良かった事
・エコーで神経っぽい物見つけたらそこに注入すればOK➡︎解剖を理解したうえでの運針、局所麻酔薬の種類・作用時間・力価・極量(低体重の人、意外と多い)など、今まで見えなかった世界が見えた
・上級医と対等(おこがましい笑)にdiscussionするになった
・資格試験受ける➡︎やる気ある認定➡︎上級医からの指導もより熱心になるという良いスパイラルに突入!
・学年関係なく、一緒に勉強して模試受けて本当に楽しかった
 
悪かった点
・なし!
・試験会場に時計が無くて困るから用意しなさいって言われたのにシカトして、本当に困ったのはいい思い出、、、
 
正直、覚える事多すぎ&勉強嫌で逃走した時もありましたが、TRATの先生方から
絶対合格させるからと励まされ、合格に辿り着きました。
 
女子医大麻酔科は心臓チーム(TCAT🐈‍⬛)だけで無く、神経ブロックチーム(TRAT🐀)が新たに発足し、EDRA(*)保有者の中澤先生、津久井先生を中心としたチームのかなり手厚い指導があり、hands-on、解剖学教室と連携したcadaver実習など、これほど勉強出来る大学は無いと思います。
 
最後に、合格まで導いて下さった先生方に、御礼申し上げます。また一緒に勉強してくれた先輩・同期・後輩の皆様、ありがとうございます😭
 
入局検討中の皆様、ぜひ一度見学に来てください!
 
*EDRA:ヨーロッパ区域麻酔の資格。英語の筆記試験&英語での口頭諮問があり、麻酔科医が受験出来る資格試験の中で最難関と言われる幻の資格